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居士と信士のちがい

居士や信士は位号とよばれています。位号には水子、嬰子、孩子、童子、信士、居士などがあり、水子は流産、死産、嬰子は一才までの子、孩子は二才から三才、童子は四才から十四才までで、十五才以上の人には信士、信女を贈ります。

法華経の法師品、不軽品に信士、信女のことについて、仏道に入信した人の称号であり、久遠の本仏釈尊に帰依して教旨を信奉し、お題目を唱える成年男女にあたえられるとされています。また居士については「凡そ四徳を具すれば居士と称す」といわれており、四徳というのは、豊かであること、身心が整い美しいこと、無疾病であり長寿を楽しんでいる徳であります。

一般に社会的地位が高く、多くの人々の尊敬をあつめ宗門や寺門に特別な功労のある人に授与されるものです。


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