私たちは命終の後、仏さまの御慈悲により霊山浄土への道が指し示され、霊山浄土に着くと仏さまの弟子となって仏道修行をしなければなりません。仏弟子となるためには出家して戒を授かり俗名を捨てなければなりませんが、仏弟子となった名が戒名です。お題目を唱えることで戒を授かることになりますので、本宗では戒名といわず法号といっており、法号は菩提寺から授けてもらうことになっています。
法号は妙法五字のお題目を生前も没後も受持する証しであります。法華経には「是名持戒行頭陀者(是れ戒を持ち頭陀を行ずるものと名づく)」とあり、妙戒の受持者、法華経の信者である証明が法号であります。お題目修行をしっかりつとめ、お題目信仰に生きる信仰のある人に法号を授与します。できれば命のある間に、この世で仏弟子となって仏道修行に励んでください。
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