敬愛する亡き人の追善供養は毎年営むのがよいのですが、一周忌(二回忌)、三回忌以後については、次が七回忌でその次は十三回忌と間隔をおくことが古来の慣わしです。
一定の年に法事をするのは聖徳太子が定められたと伝えられていますが、二回忌を一周忌といい、二周忌は三回忌といい、そのあとは三、七の数で五十回忌までおこないます。また毎年の亡くなった忌日は祥月命日といい供養ができればよいということです。こうしたことは中国の「礼記」という本に「親が亡くなって一年目の祭りを小祥といい、三年目の祭りを大祥という」とありこれ以後の毎年の忌日を祥月命日というとあることからはじまったようです。法事や祥月命日には亡き人に追慕の心をおこし懇ろに供養することが大事です。
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