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「幸せになるように」

記事:布教師 木村顕祥

 社会情勢は未だコロナ禍であり、コロナに合わせた今までにない生活習慣、行動が要求されております。その影響もあって様々な争い事や事件、気持ちを顧みない言動など、ネットやニュースは日々辛い現状を伝えています。

 自分さえ良ければ、自分だけが苦しい、自分の事で精一杯、そう感じてしまうのもわかります。

 ですが日蓮大聖人は『蒙古使御書』の中に
「夫大事の法門と申すは別には候はず。時に当て我が為国の為大事なる事を、少も勘へたがへざるが智者にては候也」     
と仰られております。

 これは、大事な時に自身や国のために大事なことを勘へて少しでも間違えることがない。それができる人が智者であるということです。

 国(社会)が安寧でなければ自身の幸せにはつながりません。一人一人が考え、行動し願えば確実に変わります。

 その根本を得ることが出来るのはお題目南無妙法蓮華経です。

 社会の安寧を願い、自身の興隆を願う2つが成就してはじめて本当の幸せを得る事ができるのであります。

 最近良く「お家時間」という言葉を耳にします。それぞれ時間の使い方はありますがお題目を唱え、幸せに近づく時間が増えることを祈念申し上げます。

南無妙法蓮華経

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